月次処理で最初に行うのが締日処理です。
締日処理は、配賦処理の前処理としてシステムにあるデータの整合性をチェックするとともに、その内容を変更不可にする(確定させる)ための処理です。
月次処理の概要
月次処理は経理の責任者が行います。
月次処理については、次の記事を参照してください。
締日処理画面の項目・入り方
締日処理画面には、次の手順で入ってください。
- メニュー画面の【経理・管理】をクリックする。
- 「■その他」にある【締日処理】をクリックして、締日処理画面に入る。
締日処理画面の項目や入力については、次の記事を参照してください。
「システムのロック」ボタンは、管理者権限を持っていないと表示されません。
締日処理の手順
- 個別の締め処理(業務報告書・経費・売上・仕入)を行う。順番は問わない。
- エラーが発生した場合は、それぞれのエラーごとに対応する。
- システムのロックを行う。
- 管理者権限を持たないユーザーは強制ログアウトされて、一切の操作が行えなくなる。
- 全体締めを行う。
- データ取込と配賦処理を行うなら、全体締めの後になる。
- 管理者締めを行う。
- 締日以前のデータについて、管理者権限を持つユーザーでも変更できなくなる。
締日処理の操作・表示
下記の画像では、経費締日が「2019/12/31」になっています。
- 1月を締める:締日を「2020/01/31」に進める。
- 12月締めを戻す:締日を「2019/11/30」に戻す。
締日処理を実行しているときは、タイトルの下に「締日処理中です。」と表示されます。
締日処理が成功した場合
締日処理が完了すると、タイトルの横に赤文字で「登録しました」と表示されます。
該当する締日処理の日付も1ヶ月進みます。
締日処理が失敗した場合
締日処理に失敗すると、タイトルの横に赤文字で「締日処理に失敗しました」と表示されます。
画面右側にエラーメッセージが表示されるので、解決をしたうえで、改めて締日処理を行ってください。