ログイン者変更は、別のユーザーが行う処理を代行する機能です。
変更先のユーザーの操作が可能になるため、運用については留意する必要があります。
ログイン者変更とは
ログイン者変更は、緊急避難的に処理を代行するための機能です。
- ログイン者変更が適切な処理の例
- 何らかの事情により日報処理ができない社員の日報を、代理で登録・修正。
- ログイン者変更が不適切な処理の例
- 何らかの事情により承認者が承認処理をできない場合、承認処理権限を持つ他のユーザーが、ログイン者変更により承認する。
この場合は、システムとは別に記録を管理することが望ましい。
- 何らかの事情により承認者が承認処理をできない場合、承認処理権限を持つ他のユーザーが、ログイン者変更により承認する。
ログイン者変更画面の項目
ログイン者変更画面の項目や入力については、次の記事を参照してください。
ログイン者変更の利用条件
ログイン者変更を利用するには、権限マスタの設定が必要です。
- 権限マスタを開く。
- 権限タイプを「経理」にして、検索ボタンをクリック。
- ログイン者変更を「◯(修正権限あり)」にして、修正ボタンをクリックする。
ログイン者変更画面の手順・入り方
ログイン者変更画面への入り方は下記の2つの方法があります。
※ 2021年3月バージョンアップで、右上のアカウントメニューからも【ログイン者変更】が実行可能になりました。
「経理・管理」メニューから「ログイン者変更」をする場合
- メニュー画面の【経理・管理】をクリック
- 「■その他」にある【ログイン者変更】をクリックして、ログイン者変更画面に入る
- 社員コードを入力する。正しければ、社員名が表示される
- 変更ボタンをクリック
「アカウントメニュー」から「ログイン者変更」をする場合
- 右上に表示されている自分のアカウントメニューをクリック
- 表示されたウィンドウの「ログイン者を変更」をクリックして、ログイン者変更画面に入る
- 社員コード、または社員名を入力し、表示される予測検索から変更したい社員名をクリック。もしくは虫眼鏡ボタンから社員検索を行う
- 変更ボタンをクリック
ログイン者変更の注意点
ログイン者変更機能は、変更した先のユーザーの全ての操作が可能になる強い権限(機能)です。社内にて運用上問題ないことをご確認のうえ、ご利用ください。
- 処理代行は、代行者・対象者ともに、その処理画面の権限(修正)が必要。
- 承認を代理で行った社員名も残る。承認画面の承認済データをExcel出力して確認可能。
- 承認を代理で行った場合、「決定者コード」「決定者」に代理した社員が表示される。本人が行った場合は空欄。