担当者が作成した「仕入データの内容」と、支払先から送られた「請求書の内容」を照合する業務が、支払請求書のチェックになります。
支払管理の概要
支払管理に関する業務は、次のような流れで行います。
- 案件または購買の担当者が仕入処理を行う。
- 経理担当者が、支払先から送られた請求書と仕入データの内容を照合する。
- 経理担当者が、支払日と支払方法を確定して、FBデータを作成する。
振込手数料と支払方法
支払先マスタの登録内容は、請求書が確定したときのみ参照されます。
- 請求書の確定後、支払先マスタを変更しても反映されない。
- 支払の確定時や解除時は、支払先マスタを参照しない。
前提となる処理
経理担当の処理 | 前提処理などの条件 |
---|---|
支払請求書の照合 | 仕入登録(仕入処理時に請求書未着のデータは、参照のみ可能) |
支払確定 | 支払請求書の照合 |
支払FBデータ作成 | 支払確定 |
支払請求書チェックの流れ
システム上の請求データと請求書の内容を照合(チェック)し、支払データを準備するための処理です。
- 支払データは、請求書確定処理時点のマスタの内容で作成される。
- 消費税の計算により、請求データと請求書の合計額が一致しない場合は、この処理で消費税を調整する。
- 請求書確定は「未チェック」「確認」「確定」という段階を踏む(確認は省略可能)。