同じような案件が複数回続くときは、定期案件の登録を行うと便利です。
定期案件登録の流れ
定期案件を登録する流れは、次の通りになります。
- 引用元になる最初の案件を登録する。
- 引用元にする案件を受注承認済みである【受承】以降に進める
- 最初の案件を引用して、定期案件の登録を行う。
- 登録したそれぞれの案件について、通常の処理を行う。
定期案件登録の留意点
定期案件登録は、案件を引用(コピー)して、同様の案件を作成する機能です。
引用にあたっては、次のことに留意する必要があります。
- 引用できる案件の条件は、進捗が【受承】以降。
- コピーできる利益計画データと見積データは次の通り。
- 利益計画データは最新の承認済み売上と原価となり、一時保存中や変更申請中は対象外。
- 見積データは請求登録済のもの。
- 登録した定期案件群はプロジェクトとして扱われる。
定期案件の登録手順
まずは、メインメニューの【案件関係】の中にある【定期案件】をクリックしてください。
定期案件画面の項目や入力については、次の記事を参照してください。
引用元の案件を検索して決めます。
契約の開始日と定期案件の間隔、回数を入力して登録ボタンをクリックしてください。
定期案件作成時に必要な基本情報が表示されます。
プロジェクトの情報を入力し、各行の項目を修正してください。
引合日、受注予定日の初期値は「売上予定日の月初日」が表示されます。
売上予定日以外の日付については、日付一括更新ボタンを使って、まとめて変更することができます。
入力が完了したら、登録ボタンをクリックしてください。
定期案件の登録が完了します。
適格案件・非適格案件の取り扱いについて
2022年7月バージョンアップにて、適格請求書対応が実施されました。
- バージョンアップ前に作成した案件は「非適格案件」となります。
- バージョンアップ後に作成する案件は「適格案件」として作成されます。
定期案件の登録では、「適格案件」、「非適格案件」のどちらをコピー元案件とした場合も、コピー先案件は「適格案件」となります。
適格請求書対応について
適格請求書対応により、定期案件登録時の仕様に一部変更がございます。
見積
見積について、2022年7月バージョンアップ以前の定期案件登録では、課税基準日が税率の端境期を跨いで変わった場合のみ、課税基準日に相当する税率に置き換えられ再計算されていました。
2022年7月バージョンアップ以降は、課税基準日が税率の端境期を跨いだかどうかとは無関係に、常に自動計算する仕様となります。
更新日:2023/01/12