請求登録は、見積書のデータを引用したり、請求書の発行を別画面で行ったりするため、変更等が容易ではありません。
販売管理のなかでも、気を配ることが多い処理と言えます。
請求書発行後の変更
請求書を発行した後の請求データ(済)は、請求登録画面だけでは変更や削除を行えません。
次の手順通りにする必要があります。
- 請求書の発行担当者に、請求書発行画面で発行状態を解除してもらう。
- 請求登録画面で、請求データの修正ボタンをクリックする。
- 変更を行った後、請求データを変更申請する。
- 請求書の発行担当者に、請求書を発行してもらう。
請求登録画面の項目を変更するだけでなく、次のような修正を行った場合も請求書の解除と再発行が必要です。
- クライアント・得意先マスタで、請求先の住所などを変更した。
- 案件基本画面で営業担当者を変更した。
宛先の変更
請求書に記される、請求先の情報に変更があった場合は、注意が必要です。
- 社名や住所など、クライアント・得意先マスタの変更があった場合は、請求書の解除と再発行が必要な場合もある。
- 請求先を別の会社に変更するときは、見積データを作り直したり、案件基本画面を変更することが望ましい。
請求書の明細
請求書の明細は、請求データを作る際に引用した見積データの見積明細が用いられます。
請求書の明細を編集し直す方法は2通りあります。
- 見積登録画面で見積データを編集して、請求登録画面で引用する。
- 請求書発行画面で新規合計請求書ボタンをクリックして、請求書の内容を編集する。