Reformaの売上区分マスタ、事業セグメントマスタは集計用のマスタとなり、各種アウトプット出力時に利用することができます。
この記事では、売上区分、事業セグメントの概念の説明と設定事例を紹介します。
事業セグメント・売上区分とは
事業セグメント:案件で一つ持てる損益集計の区分
Reformaでは案件の基本情報として、お客様や社内の担当部署、担当者情報などを持たせることができ、各項目での損益集計が可能です。
上記以外に必要な損益集計の区分(事業内容や、サービスの内容など)として利用できるのが事業セグメントとなります。
案件では事業セグメントを1つだけ登録できるようになっています。
※案件1:事業セグメント1の関係です。
売上区分:売上項目ごとに1つ持てる損益集計の区分
事業セグメントマスタは、案件に対して1つ持つことができる区分でしたが、売上区分は、案件の売上明細の位置づけである売上項目ごとに1つ設定することができます。
利益計画画面の売上項目に入力した内容を分類するために利用できる区分です。
売上行ごとに選択するので、1案件で複数の売上区分を登録することができます。
※案件1:売上区分nの関係です。
マスタ設定事例
事業セグメントマスタ、売上区分マスタの設定事例をご紹介します。
パターン | 事業セグメントマスタ | 売上区分マスタ |
パターン1 |
Webサイト構築 |
調査・診断 |
パターン2 |
WEBサイト |
プランナー プロデューサー ディレクター ブランディング グラフィック制作 映像制作・編集 撮影・取材 ヘアメイク・スタイリスト スタジオ関連 キャスティング その他 |
パターン3 | コンサル サイト構築 システム構築 システム保守 サイト運営 プロモーション その他 |
調査・診断 戦略企画 要件定義・設計 制作実装 開発実装 インフラ実装 システム保守 サイト運営 ログ作業 プロモーション その他 |
アウトプットの見え方
事業セグメント、売上区分は損益の集計軸となります。
事業セグメント別集計
設定した事業セグメントごとの損益が集計できます。
例1)売上データ集計表(Excel)、集計単位:事業セグメント
例2)アナリティクス 事業セグメント別売上のグラフ
売上区分別集計
案件の枠を超えて、売上区分ごとの売上を横軸で集計することができます。
例1)売上データ集計表(Excel)、集計単位:売上区分
例2)アナリティクス 売上区分別売上のグラフ