Reforma PSAのご利用を開始いただくにあたって最低限必要となるマスタの登録の流れを紹介いたします。
導入直後のマスタの登録時に参考としていただける記事となります。
当記事では部門マスタについて説明します。
部門マスタの概要
部門マスタとは
会社の組織、または損益を集計する単位としての部門、課、チームなどを登録するマスタです。
社員マスタの所属情報、案件登録で必要となる情報です。
部門マスタ登録のポイント
・Reforma PSAの部門構造は6階層構造となっています。
※階層を増やしたり・減らしたりすることはできません。
・案件は6階層部門に紐づくため、案件が発生する部門、チームなどを6階層に登録してください。
※案件登録時に選択可能な部門は6階層部門となります。
・会社組織が6階層に満たない場合は、6階層となるまで特定の部門を重複して登録してください。
・それぞれの階層ごとに損益集計が可能です。
部門マスタ登録の注意点
・一度登録した部門の階層を変更することはできません。
※2階層部門として登録後に6階層部門として利用することはできません。
・一度登録した部門の物理削除はできません。
※部門名などの情報を修正して利用するか、終了月を入力し、非表示とする対応となります。
そのため、Reforma上どのような部門構成とするかをあらかじめご検討いただいたうえで、マスタをご登録いただくことをお勧めいたします。
部門マスタ登録例
下記のような会社組織の場合を例として説明します。
一番下の階層である「課」の単位を6階層目とし、「部」にあたる階層が5階層として登録します。
<組織図>
※案件登録時に部門を選択できるようにするために、必ず6階層まで登録する必要があります。
<登録イメージ図>
1~4階層は会社名と同じ名称の部門を重複して登録するなどでご対応ください。
6階層部門に案件が紐づくため、下記の登録例ように案件が発生する部門、チームなどを6階層に登録します。
※上記組織を部門マスタに登録する際のイメージとなります。
部門マスタの登録手順
上記例の階層での登録手順を記載します。
階層数が異なる場合でも基本的な手順は変わりません。
1.TOP画面左メニューのマスタメニュー内にある「部門マスタ」をクリック
【最初に】
設定済みの初期値「Reforma PSA(2)~(6)」については名称を修正してご利用ください。
部門コードをクリックすると修正画面が表示されます。
2.5階層目の部門を登録します。
「新規登録」ボタンをクリックすると部門登録画面が表示されます。
登録する部門の階層を「階層」プルダウンより選択します。
※新規登録後は階層の変更ができませんのでご注意ください。
①今回は5階層目の部門を登録しますので、「5階層」を選択します。
選択後、5階層の部門登録に必要な項目が表示されます。
②コード
部門のコードを設定します。
他の部門コードと重複しないコードを登録ください。
③親部門
新規作成する部門の1つ上の階層から選択します。
5階層目を登録する場合は、一つ上の階層の4階層目の部門が選択可能となります。
④部門名
部門の名称を設定します。システム上の表示名です。
⑤部門長
社員マスタに登録済みの社員から選択します。
※承認経路マスタにて当該部門長を承認者とすることも可能です。
⑥所在地
自部門の所在地が親部門の所在地と同じであれば変更不要です。
親部門と住所が異なる場合は「自部門の所在地」を選択してください。
※「自部門の所在地」を選択した場合はこちらを確認ください。
⑦開始月
部門設立年月もしくはシステム利用開始年月を入力してください。
最後に、「登録」ボタンをクリックしてください。
3.6階層の部門の登録
次に6階層目の部門を登録します。
・階層は6階層目を選択します。
・親部門は、5階層目に登録した営業一課が所属する「営業部」を選択します。
※登録する部門が紐づく上位階層の部門をプルダウンから選択してください。
・その他の項目は5階層部門の登録の説明と同様です。
残りの部門も同様に登録します。
【ご参考】
初期設定されている部門の取扱い
環境提供時は下記画像のように、1階層部門「自社名」、2階層部門~6階層部門「Reforma PSA(2)~(6)」が登録済みです。
「Reforma PSA(2)~(6)」の部門は部門名を上書きで修正いただきご利用ください。
部門の所在地が親部門と異なる場合
部門マスタの「所在地」で「自部門の所在地」を選択して必須項目を入力してください。
登録した内容は見積書や請求書などの対外帳票に出力可能です。