こちらの記事では、22時以降の業務報告書の入力について申請、承認を得てから入力を許可する運用にとする場合にご利用いただく設定となります。
日ごとに申請する方法と、月の総時間を申請する方法の2種類の設定が可能です。
日ごとに管理する場合
勤務形態履歴マスタでの設定
勤務形態履歴マスタの「残業申請」について、以下の内容で設定してください。
残業申請:日単位
○○以外の時間帯:5時0分~22時0分
上記設定を行うと、22時以降の業務報告書の入力について申請、承認が必要となります。
承認経路マスタでの設定
マスタ>承認経路マスタの「日報(残業)」を選択し、経路を設定してください。
詳細は承認経路マスタの登録方法をご確認ください。
業務報告書画面での申請
退社予定時刻を申請します。
『遅くとも○時に退社します。』『〇時まで勤務予定です。』というように退社時刻の枠を広げる申請とお考えください。
※退社時刻 22:30 で申請し、承認された場合、退社が予定よりも遅れ23:00となった場合は業務内容を確定できません。
再度、退社時刻 23:00 での申請が必要となります。
月の総時間数で管理
勤務形態履歴マスタでの設定
勤務形態履歴マスタの「残業申請」、「深夜勤務に関する申請」について以下の内容で設定してください。
残業申請:月単位(上限時間を指定)
深夜勤務に関する申請:月単位(上限時間を指定)
上記設定の場合の深夜労働時間上限の初期値は0時間のため、22時以降の入力の際に上限時間が足りないためエラーとなります。
そのため、事前に今月の深夜(22時以降)労働の予定時間(月の合計時間)の申請・承認を行う必要があります。
承認経路マスタの設定
マスタ>承認経路マスタの「日報(深夜労働時間上限)」を選択し、経路を設定してください。
詳細は承認経路マスタの登録方法をご確認ください。
業務報告書画面での申請
当月分の深夜(22時以降)労働の予定時間(月の合計時間)を申請します。
『今月は〇〇時間22時以降の勤務を行う予定です。』という申請です。
承認後は以下の画面となります。
この場合、22時以降の労働は合計で20時間まで入力することができます。
※20時間で承認された場合、22時以降の労働時間の月の合計が20時間を超えての業務報告書の確定できません。
上限時間数を30時間などとし、再度申請が必要となります。