合計請求書の明細は、利益計画画面の金額や売上項目の構成とは関係なく、自由に作成することが可能です。承認者が承認をすれば、その内容で合計請求書の出力が可能になります。
大項目を使った明細の編集方法を紹介いたします。
大項目の操作
大項目は、個別の明細行として表示させるだけでなく、中項目を紐付けして明細をまとめたり、小計行、料率行として表示させる事も可能です。
明細行の追加(大追加)
明細行の追加は、「大追加」ボタンをクリックしてください。
ラジオボタンで選択している明細行の下に、1行追加されます。
明細行の削除
明細行のチェックボックスにチェックを付けて「一括削除」ボタンをクリックすると、チェックを付けた明細行が一括で削除されます。
明細行の移動(↑・↓)
明細行の並びを変えたいときは、移動させたい明細行をラジオボタンで選択して、移動させたい方向の「↑」ボタンまたは「↓」ボタンをクリックしてください。
ラジオボタンで選択した明細行が、上下に移動します。
明細行のコピー
明細行のコピーは、コピーしたい明細行のラジオボタンを選択して、「コピー」ボタンをクリックしてください。
ラジオボタンで選択している明細行の下に、ラジオボタンで選択した明細行が複製されます。
明細のクリア(全削除)
「クリア」ボタンをクリックすると、「すべて削除されますがよろしいですか?」という確認メッセージが表示されます。
OKすると、全明細が削除され、品名、数量、単位、単価、金額が空欄の、明細行1行のみになります。
スクロールバーのON・OFF
明細行が増えると、明細行全てを確認するためには画面を上下にスクロールする必要が出てきます。
このとき、「スクロールバーON」ボタンをクリックすると、見積明細行の右にスクロールバーが追加され、 見積画面の上部と下部欄は固定されたまま、見積明細のみスクロールして確認することができます。
「スクロールバーOFF」ボタンをクリックすると、見積明細のスクロールバーが非表示になります。
見積明細の編集(課税・税率)
消費税の課税区分については、課税と税率、それぞれのプルダウンメニューから選択してください。
例えば、100円の金額が軽減税率ありの税込表記なら、課税を「内税」、税率を「8%(軽)」にします。
課税基準日と異なる税率を適用する
課税基準日時点の税率と異なる税率を選択して「修正保存」ボタンをクリックすると、選択した税率を用いてよいか確認するメッセージが表示されます。
1つの見積No.内で異なる税率を用いる
1つの見積No.内の明細で、税率が異なる明細があるときに「修正保存」ボタンをクリックすると、このまま登録してよいかを確認するメッセージが表示されます。
合計請求書などの対外帳票では、課税区分と税率の違いが集計や注釈で確認できるようになっています。
見積明細の編集(集計・階層)
集計・階層のプルダウンメニューを使うと、明細行に小計金額の追加と、料率を指定した加算ができます。
明細行に小計金額の追加をする
1回だけ小計を使用したい
明細行に小計金額の追加をしたい場合、プルダウンメニューで「小計1」~「小計5」のいずれかを選択します。
1行目から小計の1つ上の行までの小計金額が表示されます。
複数回小計を使用したい
1つの見積明細で、複数回小計を使用することも可能です。
【個別に集計する場合】
それぞれの小計を個別に表示することができます。
下にある小計行で、同じ数字または小さい数字の小計を選択すると、1つ前の小計の下の行から、次の小計行にぶつかるまでの小計金額が表示されます。
【上の小計行までの金額も含めた小計金額を表示する場合】
上の小計行までの金額も含めた小計金額を表示したいときは、下の小計の数字を大きいものにしてください。
小計を指定している行より、上の行の取扱いについて
- 小計を指定している行よりも、数字が小さい小計行は、数字が小さい小計行より上の明細行の金額も含めて小計金額を計算する
- 小計を指定している行と数字が同じか、数字が大きい小計行は、数字が同じか、数字が大きい小計行が存在する箇所までの小計金額を計算する
例)①「小計1」②「小計2」が混在している場合
① ①より上に小計行がないので、1行目~①の1つ上の行の小計金額
② ①<②なので、①+①と②の間の行の小計金額
例)①「小計1」②「小計2」③「小計1」が混在している場合
① ①より上に小計行がないので、1行目~①の1つ上の行の小計金額
② ①<②なので、①+①と②の間の行の小計金額
③ ①=③且つ②>③なので、②と③の間の行の小計金額
料率を指定した加算をしたい
1回だけ料率を使用したい
明細行に料率の追加をしたい場合、プルダウンメニューで「料率1」~「料率5」のいずれかを選択します。
数量欄に料率を入力すると、1行目から料率の1つ上の行までの小計金額に料率をかけた金額が、見積明細に加算されます。
複数回料率を使用したい
1つの見積明細で、複数回料率を使用することも可能です。
【個別に集計する場合】
下にある明細行で、同じ数字または小さい数字の料率を選択すると、1つ前の料率の下の行から、次の料率行にぶつかるまでの小計金額に料率をかけて計算されます。
【上の料率行までの金額も含めた小計金額に、料率をかけて計算したい場合】
上の料率行までの金額も含めた小計金額に、料率をかけて計算したいときは、下の料率の数字を大きいものにしてください。
料率を指定している行より、上の行の取扱いについて
- 料率を指定している行よりも、数字が小さい料率行は、数字が小さい料率行より上の明細行の金額も含めた小計金額に料率をかけて計算する
- 料率を指定している行と数字が同じか、数字が大きい料率行は、数字が同じか、数字が大きい料率行が存在する箇所までの小計金額に料率をかけて計算する
例)①「料率1」②「料率2」が混在している場合
① ①より上に料率行がないので、1行目~①の1つ上の行の小計金額の料率
② ①<②なので、①+①と②の間の行の小計金額の料率
例)①「料率1」②「料率2」③「料率1」が混在している場合
① ①より上に小計行がないので、1行目~①の1つ上の行の小計金額の料率
② ①<②なので、①+①と②の間の行の小計金額の料率
③ ①=③且つ②>③なので、②と③の間の行の小計金額の料率
割引について
料率をマイナスにすれば、割引した数字を計算することができます。
料率計算の小計金額に含まれる明細行の、課税区分と税率は同一のものにしてください。
異なる場合は、注意するメッセージが表示されます。
金額入力モードについて
定率計算(10%値引き等)を行った後、少額を補正する際に利用します。
「料率」を選択後、「数量」を空欄にすると、「金額」が入力可能になります。
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公開:2023/03/10